「しっくりこない」入れ歯は、作りません。
「しっかり噛める」入れ歯を、作ります。
☑ニーズに合わせた「様々な入れ歯」
☑科学的に「合う」入れ歯を製作
☑あなたを輝かせる「美しい」入れ歯
☑ニーズに合わせた「様々な入れ歯」
☑科学的に「合う」入れ歯を製作
☑あなたを輝かせる「美しい」入れ歯
「人によってお口の状態は様々。だから、ただ1つの治療法だけ行うのではなく、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせ、いろいろな治療法や技術を組み合わせることで、入れ歯をつくっていかなければならない」これが今日まで入れ歯治療に携わってきた私の実感です。患者さんのお口の中は、あごの関節の減り具合、噛み癖、あごの粘膜の強さ、上と下のあごの位置関係、あごの関節の働き方など、複雑な状況が絡み合っています。それらに対応できていなければ、どんなに見た目が綺麗だったとしても、噛めない、痛い、落ちやすい、発音しにくい入れ歯になってしまいます。患者さんのお口の状態を詳しく調べて、数多くある治療法の中から、その患者さんに合った入れ歯をお作りするのが、私の仕事です。日々の研究はもちろんのこと、患者さんのお口の状態を精密に把握し、患者さんと真剣に向き合うこと。それが入れ歯づくりにおいて大切にしていることです。
以前は、保険の入れ歯(プラスチック)、自費の入れ歯(金属)しかありませんでした。しかし、最近では患者さんのニーズに合わせた、いろいろな入れ歯が開発されています。ご紹介します。
なぜ入れ歯が目立ってしまうかというと、入れ歯を固定する金属のバネのせいです。バネを目立ちにくくすることによって、気にならなくなります。そのコンセプトで生まれたのが「ノンクラスプデンチャー」です。これまで通り、入れ歯を固定する装置はありますが、金属ではなく、歯肉の色になじむピンク色の樹脂にすることで、目立ちにくくしています。
スマイルデンチャーは、透明感があるので、歯茎の色と馴染んで口元がきれいに見えます。また、素材の性質上、薄く作れますので、口の中の違和感が少なくてすみます。
「目立ちにくさ」が特徴のノンクラスプデンチャー。その欠点は、金属の入れ歯と比べ、耐久性が低いことでした。それを補うために、目立たない部分に「金属」を使い、耐久性を高めるオプションが「ノンクラスプデンチャー+金属」です。
ノンクラスプデンチャーの裏側にシリコンを貼り付けたものが「ノンクラスプデンチャー+シリコン」です。シリコンはゴムのように柔らかく弾力のある素材です。これをオプションとしてつけることで、以下のメリットが生まれます。・歯茎が痛くなりにくい・硬いものを噛むことができる(シリコンが痛みを軽減するため)・他の入れ歯よりも外れにくい(シリコンの吸着性によるため)使っている入れ歯が「痛い」「すぐに外れる」「しっかり噛めない」という方におすすめのオプションです。
入れ歯は「外れてしまうもの」「しっかり噛めないもの」と思っている方は多いです。しかし、入れ歯をしっかり安定させる装置を利用することで、「外れない」「しっかり噛める」入れ歯となります。
お口に残っている歯根に金属を装着し、入れ歯に設置した磁石と吸着させ、入れ歯が外れないようにするのが「磁性アタッチメント義歯」です。金属のバネが必要ないため目立たず、異物感もほとんどなくなります。
2~4本のインプラントを埋入し、現在使用している入れ歯をしっかり安定させるのが「インプラントオーバーデンチャー」です。患者さんご自身で自由に取り外しができメンテナンスが非常に簡単で、大きな外科手術を必要としないので全身的な負担も少ない治療法です。
~入れ歯の方の悩み~
「ガタガタして安定しない」「噛むたびに浮き上がり、外れる」「入れ歯が歯肉に当たって、痛くて噛めない」「食べたものが入れ歯の中に入ってしまう」「やわらかいものしか食べられない」
このような悩みをお持ちの方が多いようですが、たいていは「入れ歯が合っていない」ことに原因があります。
つまりは、「合う入れ歯」を製作すれば、入れ歯の問題の多くは解消することになります。合う入れ歯の製作方法をお教えします。
入れ歯製作は、上下の歯型をとって作るのが一般的な方法ですが、それでは不十分です。なぜなら、それは「何もしていない状態」、つまりは「喋っている状態」「食べている状態」の顎や筋肉の動きを反映していない入れ歯だからです。これではどうしても問題が生じてしまいます。喋る・食べる状態を反映しないと、どんなに高価なものであっても、「痛い・噛めない・外れる」入れ歯ができあがってしまいます。当院では「診断用義歯」というものを使って、患者さんの日常生活で生じるお口のさまざまな動きを情報として収集していきます。診断用義歯による診断を何回か行うことで、その人のお口に合った入れ歯の形態が判明します。
入れ歯はただ作ればよいというわけではなく、顎や筋肉の動きなどのバランスから導き出されたものを製作する必要があります。そのために、3次元画像を撮影できるCTを活用することで、通常のレントゲンでは診断できない顎の動きや形状を計算した上で入れ歯が製作できるようになります。当然、できあがる入れ歯の精度が向上します。
入れ歯はドクターの診査診断に基づき、「歯科技工士」が製作するものですから、歯科技工士の知識・経験・技術の差により品質が大きく変わります。さらに具体的に話をすると、歯科医院がどの歯科技工士と連携しているかで、入れ歯のクオリティは相当異なってきます。当院は、経験豊富な、業界でも定評のある歯科技工士と連携しております。
みなさんが思っている以上に、歯には「個性」があります。その人に合った「色や形」があります。その個性を表現することで、あなたの理想の口元に近づけることができます。「歯の形態」による印象の変化をご紹介します。
日本人に多いタイプ。前歯の先端が直線状にある歯とない歯が混在。自然な歯並びといえるでしょう。口を小さく見せる効果もあり、若々しい印象を与えます。
白人に多いタイプ。前歯の先端がすべて直線状にある。口元をくっきり強調できます。
日本の女優さんに多いタイプ。前歯の先端がすべて直線状にあるが、歯と歯に多少の重なりがあることが特徴。女性的な印象を強調したい方に向いています。
世界的に好まれるタイプ。下唇のラインと前歯のラインが平行になっている。ハリウッドスマイルとも呼ばれています。
入れ歯製作には、さまざまな「理論」があります。その理論に基づき、入れ歯を製作することで、一定のクオリティを「一時的に」担保できます。しかし、お口の状態は、年齢を重ねると共に、あるいは嚙み合わせ、歯並び、舌・頬の筋肉の状態によって、どんどん変わっていきます。理論だけで解決できないことも多く、知識や経験に基づく柔軟な判断が大切になってきます。このことを術者が強く認識していなければなりません。合わない入れ歯が出来上がってしまうのは、術者がそのことを認識していないからです。要するに、入れ歯作りというものは、理論も大切ですが、「人のお口の状態は常に変化する」ということを強く認識して行う必要があるということです。これがプロとしての私の基本スタンスです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。