子供の歯並び矯正

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お子さんの「成長力」を利用して
理想的な歯並びに!

悪い歯並びの「原因」に対処
床矯正」で快適な治療

歯並びが悪くなる「原因」から改善

現代は栄養状態がとても良い時代で、私たちの歯は大きくなる傾向にあります。しかし、食べる物が多様化し軟らかくなっていることから、歯を支える顎は小さくなっています。

小さな顎の上に、大きな歯が生える、どうしても歯並びが悪くなってしまいます。
通常の矯正治療は、ガタガタになった歯を綺麗に整えるものでで、根本的な治療にはなりません。時間が経つにつれて、歯並びが後戻りしてしまうことからも分かります。

では、どうしたら「根本的な改善」ができるのか?
それには、歯が生える顎のスペースを広げる治療をしなければなりません。
歯が生えるスペースが十分に確保されれば、歯は無理なく綺麗に並ぶようになります。

顎の成長を促すためには、「しっかり噛む」食事に改善、お口全体の機能を向上させるために「頬や舌の筋肉の訓練」、歯並びを悪化させる癖である「指しゃぶり、口呼吸、頬づえ」等の改善を行うことです。

こうした取り組みとともに、当院では「装置」による改善も行います。詳しくご説明します。

床矯正とは?

床矯正を理解するために、「4人掛けの椅子に5人が座る」ことを想像してみてください。狭いスペースに無理やり座るので、窮屈でデコボコした座り方になりますよね。

歯並びもこの状態と同じで、「顎のスペースが狭い」と、歯が重なりながら生えるしかなく(「叢生」)、デコボコの歯並びになります。
歯が綺麗に生えるためには、歯が生えやすいように顎のスペースを広げる必要があります。

当院では、「床矯正」という治療法を行っています。床矯正とは、入れ歯のような取り外しができる装置をお口の中に入れ、ご家庭でねじを巻いて顎の大きさを拡大していく治療法です。従来の矯正治療ができない低年齢のお子さんでも始められ、できるだけ、歯を抜かないで済む方法です。幼児でも簡単に取り外しができ、快適に矯正治療が行えます。

床矯正のメリット

  • できるだけ、歯を抜かずに矯正が行えます。(歯を抜かなければならないケースもあります)
  • 取り外しができるのでむし歯や歯周病、歯肉炎になりにくいです。
  • ワイヤー矯正よりは見た目が良いです。
  • 歯並びが変わることで顔つきが良くなることがあります。
  • 患者さんが一緒に「参加」する治療ですので治療内容が理解、把握できます。

床矯正のデメリット

  • 患者さんの協力が必要になるので「やる気」が大事です。
  • 全てが「床矯正」で治せるわけではありません。

まとめ

これら顎の成長を促すトレーニングと補助装置を利用することで、矯正治療のスピードアップ、そして、矯正ではよくある「後戻り」を防止する効果があります。

  • 顎の適切な成長
  • 装置
  • 理想の歯並び
    治療期間の短縮
    後戻り防止

その他、歯並びを改善することで下記のようなメリットも享受できます。

  • 喘息(ぜんそく)の改善
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • アレルギー性鼻炎の改善
  • いびきの改善
  • 咀嚼機能の改善
  • 学習能力向上の可能性

矯正治療を始める時期は?

「子どもの矯正治療は何歳から始めるのがいいですか?」というご相談をよくいただきます。
いつも次のようにご説明してます。

「最適な治療開始時期は、お子さんの状態によって違います。治療するしないにかかわらず、まずは早い段階でお口の状態を診させてください」

「何歳~何歳の間が治療を開始するのが適切」といった情報がありますが、これはあくまで「一般論」で、実際はそれぞれのお子さんにベストな治療開始時期があり、何歳からと一概に決めることはできません。

まずはお子様のお口の中を診させてください。診査診断を行い、お口の中が今後どう変わっていくか、その変化は適切か、適切でなければ、いつ、どんな装置を使って治療をしていくのが良いかが判断できます。

「矯正の相談に行く=治療しなければならない」ではなく、「子供のお口の成長の変化は適切かどうかを聞きに行く

このような考えで、歯科医院をご活用ください。
ぜひ一度ご相談ください。

子供の時期に矯正する「メリット」

「大人の矯正」と「子供の矯正」には違いがあります。違いのポイントは大人の場合はすでに成長が止まっていることで、子供の場合は成長段階にあることです。

大人の矯正」は、顎の骨格の成長と歯並びが完成している状態で治療を進めるので、顎と歯並びの不調和が大きいと、歯並び矯正だけでなく、顎の位置を改善する「外科手術」が必要になる場合があります。

一方「子供の矯正」の場合、子供はまだ成長途上ですので、成長を適切な方向に誘導することで、無理なく治療を進めることができ、理想の「顎の骨格」や「歯並び」にすることも可能です。
子供の矯正は、子供のもつ「成長力」を利用して、理想的な顎、歯並び、顔貌を創っていけます。
これが、子供のうちに矯正治療を行う最大のメリットです。

その他にも、以下のメリットがあります。

メリット1

非抜歯矯正の可能性が高い

子供の矯正治療の大原則は、「歯を抜かない」ことです。なぜなら、子供の顎の骨は柔らかいため、柔軟に広げることができ、歯を並べるスペースを確保することができるためです。その結果、ブラケットを付ける仕上げの治療が必要になった場合であっても、歯を抜かずに治療する可能性が高くなります。

メリット2心理的コンプレックスからの解放

思春期になると、外見を気にするようになります。歯並びが整っていないことにコンプレックスを抱き、人前で笑わないようになったり、歯並びが原因であだ名をつけられ傷つくこともあるかもしれません。子供のうちに 矯正治療を行うことで、コンプレックスを改善させ、健やかな生活を送れるようになります。

メリット3顔貌をコントロール

歯並びは「顔の形」に大きくかかわります。歯並びが改善されると、「かっこいい」「きれい」な顔立ちになっていくことが期待できます。

 

メリット4虫歯や歯肉炎の予防

歯並びがガタガタですと、ブラッシングが十分にできず、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。生え変わった永久歯は、硬さも十分でないため虫歯になりやすいです。歯並びを改善し、歯磨きがしやすい環境を作ることで虫歯や歯周病の予防になります。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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