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医療における科学技術は日々著しく進歩しています。当院においても多種多様な医療用「精密機器」を活用しています。
ここでお伝えしたいのは、歯科医療に携わる者として、精密機器との「向き合い方」が重要だということです。最先端の医療機器は確かに素晴らしい性能を備えていますが、その力を「過信」しすぎてはいけません。過信は医療事故にもつながりかねません。
私たちには、歯科医療のプロフェッショナルとして、高い「知識と経験」があります。そうしたスキルがあってこそ、最先端の医療機器を使いこなすことができます。
人間の能力の長所/短所、精密機器の性能の長所/短所、それぞれを活かすことで、安全で確実な精度の高い歯科治療顔を実現できます。
「衛生管理の徹底」は医療機関として当然の「基本」であり「責務」であると考えます。滅菌、感染予防マニュアルを作成し、どんなスタッフでも実践できる滅菌体制を構築しています。エプロン、紙コップ、グルーブは使い捨てのものを使用し、患者さんごとに交換しています。
また滅菌機器は、世界的に基準が厳しいといわれる「ヨーロッパ基準」を満たすものを使用しています。
ドイツ製の「ジェットウォッシャー」で、従来の洗浄機に比べ、複雑な構造をした歯科器具の洗浄がしっかり行えます。血液や唾液などタンパク質が凝固しない55℃の温水と弱アルカリ性の専用洗剤により、効果的に汚染を除去できます。
メディア社の「オートクレーブ滅菌器」(Lisa)で、厳しいヨーロッパ規格の最高基準をクリアしたクラスB滅菌器を使用しています。血液や体液と接触する可能性のある材料や器具には様々な形状のものがあり、それぞれの形状に適した滅菌ができます。固形、中空物、多孔体など、あらゆる形状の被滅菌物に対応しています。
「歯磨きをしなかったら、虫歯になってしまった」ふつうほとんどの人はこのように考えると思います。しかし、私たち歯科のプロから言わせると、それだけが原因とは限りません。
実は、人のお口の中は思っている以上に、デリケートかつ繊細なバランスによって保たれています。このバランスが崩れてしまうと、問題が表面化し再発してしまうことになります。
具体的に説明しますと、「虫歯治療」の場合、問題のある部位だけを治療するのではなく、噛み合わせや歯周病など、お口全体のバランスを見ながら、バランスが崩れた「原因」を発見し、その根本原因を改善していく治療が重要となってきます。
これは「一口腔単位での治療」という考え方となります。
たとえて言うならば、木を見て森を見ずではなく、「木も、森も、見る」治療ということになります。
どんなに丁寧に治療を施しても、問題の部位のみを治療しただけでは、お口のバランス全体から見た場合の「根本原因」が改善されずに、再発を繰り返してしまいます。
当院では、悪くなった歯の根本的な原因を診査診断で見つけ出し、お口全体のバランスを考えた治療を実践しています。お口の中は一人ひとり違っています。年齢、性別、職業等で、置かれる環境がすべて違いますので、同じ症状でも、同じ治療を行うわけではありません。
私たちは、目先の「問題」だけに捉われません。
10年後、20年後の患者さんのお口の状態を想像して、適切な治療を行っていきます。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。